すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法
ビジネス書:すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法
読書やセミナーのインプットを「忘れないように」「人に説明できるように」まとめる。
それを「紙1枚、20文字のキーワードで」まとめるフレームワークが学べます。
インプットした内容を活かせていないと感じる人、説明が苦手な人におすすめです。
目次
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どんなひとにおすすめ?
- 読んだ本や、聴いたセミナーの内容といったインプットを仕事に活かせていないと感じるひと
- まわりの人に、学んだことを上手く伝えられないひと
- プレゼンや、報告資料で1文が長いと言われるひと
本の内容
学んだことを忘れないためには
学習目的が曖昧になっていませんか?学び=消費になっていませんか?
→この3つを意識してインプットする。 1. 目的の明確化 2. 思考整理 3. 端的な要約
メッセージはできるだけ20字でまとめる。
「情報を整理」し、「咀嚼」し、「考えをまとめる」
20字インプット学習法
必要なものは、ペン3色(赤・青・緑)と紙(A4)だけです。
- 「1枚」の紙に、
- 「フレーム」を書いて、
- 「テーマ」を決めて埋める
細かな書き方は、是非書籍を購入して勉強してください。
項目は、
- [DATE] 日付
- [THEME] テーマ(本の題名や、セミナー名)
- [PURPOSE] 目的(赤ペンで書き込む。時々見返し、常に意識する。
- [KEYWORD] 学んだキーワード(青ペンで書き込む。最大16個、10分で一気に抜き出す。)
- → [KEYWORD]を赤ペンで、グルーピングする
- 同じ意味の言葉に印をつけ、線でつなぐ
- 似た言葉を囲み、グループに分類する
- 複数の言葉に通底するキーワードを考え、追記する
- → [KEYWORD]を赤ペンで、グルーピングする
- [1PHRASE] 20文字の一言(ヒトコトでいうと?を赤ペンで埋める)
- 20字で収まらないときの工夫
- もっと短い別の言葉はないか。記号(=、→など)も使う
- 言葉の順番の入替えで端的に表現できないか
- 修飾語句を省いたり補ったりしてわかりやすくできないか
- 本の言葉のコピーではなく、自分の身近な表現を優先する
- [PURPOSE]の達成に役立つ言葉となっているかが大事!
- 20字で収まらないときの工夫
人に聞かれたら説明できるように理解する
アウトプット=○ 人に「説明」できるように「理解」すること
× 自分がわかればそれでOKという考え方。
3つの疑問を解消するように思考整理する:3Q=2W1H 1. What? 2. Why? 3. How?
3Qアウトプットのフレームワーク
ここも、細かな書き方は、是非書籍を購入して勉強してください。
項目は、
- [DATE] 日付
- [THEME] テーマ(本の題名や、セミナー名)
- [1PHRASE] (赤ペン)20文字の一言(ヒトコトでいうと?を赤ペンで埋め
- [Q1] = インプットフレームワークの[PURPOSE]
- [Q2] ※Q1,Q2,Q3で、2W1Hを網羅するような問を入れる。順番は不問
- [Q3]
- [ANSWER] (青ペン)Q1-3に対してそれぞれ3つずつの回答を埋める
- [Q1]の[ANSWER]は、目標達成に寄与する内容になっているか
- 実際に行動に移せる「動作」レベルになっているか
- 「動詞」レベル→「動作」レベルに変換する。
- 具体的には?を自問し、答えを導く
ANSWERを3つ上手く埋められない場合は、リカバリフレームワーク
項目は、
- [DATE] 日付
- [THEME] 埋められなかったQ
- [ANSWER/IDEA] (青ペン)テーマを絞った状態で、アイデア・キーワドを書き出す。(最大15個)
- (赤ペン)ピックアップ・グルーピングしながら答えを導く
「1枚」コントリビューション学習法
主役は他者。他者貢献のための学習に考え方を変える。
項目は、
- [DATE] 日付
- [THEME] テーマ(本の題名や、セミナー名)
- [KEYWORD] 学んだキーワード(青ペン。最大16個)
- [WHO] 「誰のため」に学習=思考整理するか(青ペン)
- [P/W] Probrem/Wish どんな問題や願望を救うか(青ペン)
- [PQ] Purpose「目的」を達成できるQuestion「質問」(赤ペン)
- [1PHRASE] 20文字の一言(赤ペン)
- [3Qx3A] What/Why/Howの質問と答え(青ペン)
- Howは相手が行動に移せるレベルになっているか
サポートしたい人と、[P/W]のリストを作っておく
本の目次
- なぜ、学んだことがすぐ活かせないのか
- 第1章 なぜ、学んだ内容を忘れてしまうのか?
- 第2章 「紙1枚」かくだけの「20字」インプット学習法とは?
- 第3章 アウトプット力を高める「学び方」
- 第4章 その他大勢から抜け出す「3Q」アウトプット学習法とは?
- 第5章 なぜ、学びを仕事に活かせないのか?
- 第6章 奥義伝授!仕事に即活かせる「1枚」コントリビューション学習法とは?
- 終章 「知的好奇心」型の学習を取り戻す
自分なりのまとめ
- インプットは3つを意識する 1. 目的の明確化 2. 思考整理 3. 端的な要約
- インプット、アウトプットのフレームワークを活用する。(セミナーメモからでも作れる)
- 3つの疑問What,Why,Howを考えておくことは、面接やプレゼンのツッコミ対策にも役立つ * インプット→理解・まとめ→人へのアドバイスの流れを実践してみる
かんたんにまとめるための本というだけあって、すごく読み易くまとめられています。ぜひ一度読んでみてください。